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会社概要

縄文アソシエイツ株式会社
ソフトブレーン.株式会社
代表取締役

松田 孝裕氏(まつだ たかひろ)

井上氏プロフィール
1960年生まれ。1983年慶應大学経済学部卒業後、大手IT企業で生産管理の営業コンサル担当。営業部長・アウトソーシング事業部長を経て、営業改革のプロジェクトリーダを兼務。2003年 ソフトブレーン株式会社入社し、2004年には取締役副社長に就任。2005年6月17日より現職。現在、営業改革をテーマで全国で講演し、1000社の顧客をサポート中。


― まずは松田さんの24時間のタイムテーブルをお聞かせ下さい。

平日は6時起床でだいたい7時半に出社して、8時半くらいまで役員同士のフリー・ディスカッションをします。縦割りにならないように役員同士が情報を共有するためなんですが、参加も議論に加わるのも自由で、課題はなしで本当にフリーな感じで堅苦しくなく意見交換をしているって感じです。普段なかなか話さないじゃないですか、お互い忙しいですし。今オフィスって効率化ばっかりじゃないですか、だからまずはコミュニケーションということですね。8時半以降は社内外打合せをして、お客様訪問を1日に3件ほどします。昼食はほとんどランチミーティングですね。

 

― では、退社時間は何時ごろでしょう。

大体17時から17時半ですね。私が17時半以降会社にいることはほとんどないですね。ただ、その後は6時頃から外部の方、お客様と食事をしてますね。

 

― ご帰宅は何時頃ですか?

10時頃ですね。寝るのは大体12時。平日はあまり家族とゆっくり話したりはできないですね。

 

― 土日は家族と過ごされるんですか?

月に2回土曜の午前中は役員会なので、これは仕方ないですが、それ以外仕事は入れないですね。土日には少なくとも10キロは走っています。あと月1回は必ず家族と温泉に行きます。月に2回は高校・大学のクラブの仲間20人とマンドリンの練習をしています。今度10月に演奏会があるので、聴きに来てください。

 

― それは是非伺わせていただきます。本当にしっかりとワーク/ライフバランスを確立なさっているんですね。

そうですね。平日のスケジュールで、1時間から1時間半はなにも予定を入れない空白部分を作るようにしています。そこは会社の仕事を考えるための時間です。スケジュール上で、最初にとっておかないとだめなんです。打合せ以外に考える時間が絶対に必要なんです。

 

― トップの方のお話を伺っていると、皆さんお忙しい中でも、考える時間をしっかりと確保していらっしゃるんですね。その時間でスケジュールのずれを調整したりもなさるんですか?

いいえ、溜まった仕事は朝早く出勤するか、夜家に帰ってからしますね。いつもではないですよ。

 

― 今までは社長というポジションでのワーク/ライフバランスをお伺いしたのですが、従業員の皆さんのワーク/ライフバランスについてどうお考えですか?

どうですかね。会社としては残業をゼロにしようと言ってますから、5時になったらフロアの半分を消灯します。うちの会社はフリーアドレスなので、残業のある人は反対側に行ってやってくださいという感じですね。会社は自分の能力を高めるために、自分のやりたいことをやる場だといつも言っているので、面白くなくなったらやらなくていいよ仕事は。お金もらうためと保障することじゃないよと私が常に言っていることなので。朝ちゃんと来て、ダーッとダッシュして仕事して、遅くまでだらだら残業するんじゃなくて、5時に帰って外部の人と飲んだり、中国語とか習ったり、なんかやったらと。それが自分を高めることになるはずだと思っています。だから、当社に入社して最初に教えることは、退職願の書き方なんですよ。つまんなかった自分を伸ばせないと思ったら、辞めてねって言うことなんですけど、これをやることで自分で選んでここに居るんだと、ここで自己実現をするんだと思うようになるんだと思うんです。

 

― そうですよね。入社のときに退職願の書き方を教わると気持ちが改まりますよね。

人から言われて仕事をするんじゃなくて、こうしたい、ああしたいって思いながらやるのが仕事だと思うんで。従業員一人一人が自立していることって絶対重要だと思うんです。だから、シングルマザーだったりシングルファーザーだったりして、朝夕の時間が忙しいのであれば、その時間はとればいい。午前中に用事があるのなら、遅い時間に仕事をすればいい。自分で考えて“こういう形でやります”って登録をして、その中でやるのならいいと思います。最終的にはサテライトオフィスっていうか、いつでもどこにいても仕事ができるっていうのがいいんでしょうけど。

 

― 人の作業スピードは様々だと思うのですが、そのあたりはどのように考えていらっしゃるんでしょうか?

仕事は量と質と密度だと思うんです。1つの仕事を長くやる人と短くやる人とでは、多分短くやる人の方が能力が高いと判断します。長くやって 2 倍の仕事ができていれば、いいんですけど、そうでないことのほうが多い。仕事では密度が重要だと思います。“仕事はスピーディに、生活はスローに”が当社の目標なんですが、密度を濃く仕事をすることが重要だと思います。

 

― このインタビューをして感じるのですが、社長と言うポジションにいらっしゃる方は、皆さんフリーの時間を大切になさっていて、オンとオフの切替を上手になさっているんですよね。

マンドリンを弾いた後は、普段より血圧が10から15低いんですよ。自分でもびっくりするんですけど、精神的にも肉体的にもそういったことでバランスをとっているんだと思います。そういうことをやらずに、突っ走っていると心も体も壊れてしまうんだと思います。

 

― ワーク/ライフバランスの考え方は国によってずいぶん違っていると思いますが、御社のようなグローバル企業として、どのように進めようと考えていらっしゃいますか ?

中国はその考えに近くって、 5 時半になる誰もいなくなります。その後どうしているかというとITや日本語の勉強をしたり、基本的に共働きですから、奥さんと外食したり。 5 時半以降は自分たちのための時間という考え方が徹底しています。よく勉強していますし、日本人は負けていますね。最近のアメリカは、ジュリアーニ氏(元ニューヨーク市長)の会社と提携したばかりなので、まだ、わらないですね。ただどこであっても仕事はだらだら80%でやるのではなくて、やるときは120%でやって、休むときは休むということじゃないですかね。

 

― 御社は様々な新しい試みをしていらっしゃると思うのですが、従業員の方に対してどんな福利厚生を提供していきたいと考えていらっしゃいますか?

今までは男性で出身大学別っていうのが企業の中心モデルだったじゃないですか。これ以外の働くモデルを作りたいんです。シングルマザー・シングルファーザー・中高卒・中国人・アメリカ人それぞれ働き方が違うと思うんですね。一人一人に合わせた働き方ができるようにしていきたいんです。その人の要望に合わせてあげられることが福利厚生なんじゃないかと思っています。我儘じゃなくってですよ。よく福利厚生で、保養所とかありますが、温泉なんか行きたくないって思っている人に、それを提供しても仕方ないですからね。

 

― 企業側からこんなプログラムがあるからこの中から選んでというものではなく、従業員の方が自分主体で選べるものが必要とされているということですね。

そうですね。ただ、今は全部うまくいっている訳ではないですし、簡単にできることではないので。

 

― 最後に女性の管理職の登用に関してはどのようにお考えですか ?

うちの会社には女性の管理職もいますし、全く性別で能力に差があるとも思いませんし、全く意識したことがないですね。女性でも男性でも優秀であれば登用します。新卒の社員が入社して 6 年になるんですが、女性のほうが多く登用されているかもしれませんね。

 



 



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