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会社概要

縄文アソシエイツ株式会社
自分を高めることが大切。
株式会社パークコーポレーション(青山フラワーマーケット)
代表取締役

井上 英明氏(いのうえ ひであき)

井上氏プロフィール
早稲田大学政治経済学部卒業後ニューヨークに渡り、ピート・マーウィック会計事務所に現地採用される。帰国後 88 年 12 月、 25 歳で 株式会社パーク・コーポレーションを設立。 1 年後に生け込み専門の「花職人」部門を創設。企業のイベントやブティックなどの生け込みを中心に、出張生け込みを展開する。その後、良質の花を提供し、花のある生活を楽しんでほしいとの考えから、 1993 年 30 歳の時に南青山に「青山フラワーマーケット」をオープン。首都圏、札幌、大阪、博多に 51 店舗を構える。



― まずは井上さんの24時間のスケジュールを教えて下さい。

僕は24時間を、睡眠、仕事、家族、プライベートと 4 分割しています。最後のプライベート、これは本当の意味での個人の時間ですけど。それぞれ6時間充てるという考えを基本にして、週単位で時間配分をします。当然平日は仕事が多くなりますから、週末は家族との時間を集中してとるようにします。

― そうですか。平日のタイムスケジュールはどのような感じなのでしょうか ?

子供が7時くらいに起きるので、同じ頃に起きてます。会社は9時からなんだけど、僕は基本的に月・水・金しか出社しないから 最近は8時からミーティングということも多いですね。オフィスにいる時間が限られているので、ほとんどぶっとおしでマネージメント関係の仕事をします。だから、秘書には僕のスケジュールは月・水・金はアポイントを自分の 判断 で 入れていいよって言っています。

― では、店舗などはいつ見に行かれるのですか?

それは火・木に行きます。もちろん自分の店だけではなく、新しい商業施設ができたら見に行ったりとか、本を読んだりとかします。あとは考えるための時間だね。オフィスに居て、いろいろミーティングとかしているとアウトプットする時間ばかりで、インプットする時間がないじゃないですか。そのための時間かな。

― アウトプットする時間とインプットする時間を意識して持たれているのですか ?

あまり意識はしていないけど、波はありますよね。吸収するときとそれを出すときと。インプットする時はがっーと本を読んで、それについて考えて、ある程度考えがまとまると実際にアクションを起こすことになるから。まずやってみるという感じになる。インプットするための長い期間で言うと9月は1ヶ月間会社に来ない。

―  それは家族とのバケーションですか?

いや、それは関係なく。今言ったような吸収することとそれを整理するために必要な時間ですね。

―  1ヶ月間のお休みをとられるようになったのはいつからですか。

去年からです。前から銀行の方に社長さんが居なくても大丈夫な会社になって欲しいって言われていて。社長がいないと回らない会社っていうのは、まだ組織として成り立っていないということで。社長に何かがあっても問題の無い会社じゃないとお金は貸したくないと言われたことがあって。まあそうだよなと。例えばトヨタの社長がいなくなっても、製造現場は止まらない、長期的には影響があると思いますけど、ルーティンの部分は止まらない。で、僕が1ヶ月いないとこの会社どうなるかなと思って、去年始めたんです。

―  お話が少し戻るんですが、家族の時間と個人のプライベートな時間を分けて考えていらっしゃいますよね。個人的にとても感激したんですけど、家族と過ごす時間をプライベートな時間だと考えている方がほとんどで、現状ではその時間もきちんと確保できていない人が多い。そこのところをどのようにお考えでしょう?

それは個人の人生だから、自分の時間の使い方は自分で考えれば良い訳で、何も言う立場にはないと思うけど、僕は家族との時間も欲しいし、趣味のトライアスロンをやる時間もしっかり欲しいから。自分の人生を好きなように生きているだけなんで。自分のやりたい事を自分で決めていけば、いいんじゃないかと思いますね。

―  井上さんは自分の時間をしっかりとコントロールなさっているなと思うのですが、スケジュールがずれてきて、オーバーワークになることはないのでしょうか?

ないですね。僕の人生限られている訳だから、仕事する時間は何時間って大枠決めているので、それを参考に自分が何に時間を費やせばいいか分かっていますからね。

僕のスケジュール帳は、毎年1月の時点で、1年分ほとんど埋めますからね。僕にとって大事なものは何かということをしっかり考えた上で、スケジュールを決めますから。スケジュール帳お見せしましょうか ?

―  パワーポイントでの一年間の企画書を作っていらっしゃるんですね。

12月から1ヶ月かけて翌年1年間で何をするかを作るわけですよ。今年のスケジュールを持ってきて何ができていないかを見て、中期計画としてどういう風にもっていきたいから、翌年度は何をしなければならないか、具体的に何をしなければならないかを書き出していくんです。

―  常に自分の人生は後何年というところから逆算して、自分の行動目標を設定して、時間を確保していらっしゃるということですね。

そうだね。何年後までにどうしたい。じゃあ何しなきゃいけない。いつやる。それだけのことだと思うけどね。

―  井上さんは比較的時間のコントロールがしやすい立場にいらっしゃると思いますが、従業員の方はかなり難しい面がありますよね。お花を売るということは、ある意味現場の従業員の感性が問われることだと思うのですが、感性を磨くための時間確保など気をつけていらっしゃるところはありますか?

仕事の時間も含めて、自分の時間だから好きにやればいいと思っている。

―  じゃあ、従業員の方はある程度働く時間に関して自由度があるのですか?

お客様に対して現場がどう接していくのか。現場がやりやすい組織を店長が作って、店長がやりやすいサポートを本社がしていくという体制なので、店舗の裁量でほとんどのことを決めることができるんです。発注権も採用権も店舗が持っています。人件費は決まっているけど、歩合分があるから、それを自分の給与に当ててもいいし、アルバイトとかの人件費に当ててもいいし、その人の考え方で優先順位を決めればいいようになっています。

―  2007年問題や女性の登用といった問題からワーク/ライフバランスが様々なところで取り上げられているのですが、それに関して日本ではどのような問題があるとお考えでしょうか?

その件に関してはよくわからないけど、何のために生きているか ! というと、うちの会社ではエレヴェーション( 人間性を高めること、自己を磨き上げること )というんですけど、自分をどこまでも高めていくことが大事だと思っています。仕事もプライベートも自分の人生の一部だし、それがお互いに上手く相互作用が働いて、自分の人生を高めていくのが大事だと思うね。それは国とか地域とか関係ないと思っているんで、自己を高められる組織体であればいいなあと。

―  自己を高められる組織体というのは、具体的にどのようなものを考えられているのでしょうか?

一人一人が何か言われてから行動するのではなく、自分で目標を設定して自主的に行動し、そのチャレンジしているプロセスを楽しむことが出来るような組織ですね。ですから、強制ではないですけど、研修を多くやっています。うちの会社にいることによって他の花屋さんにいるよりも自分が伸びたと感じて欲しいと思っているので。

―  井上さんが考える福利厚生とは何でしょうか?

楽しいだけではなく、そこから何か学べるものがあるものですね。個人の成長につながるもの。例えば、社員との飲み会にしても「あそこの店はサービスの評判がいいから行ってみよう」とか勉強になることだね。常に従業員がそういう気持ちを持てるようなものを提供していきたいですね。

 



 



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